Traditional wedding ceremony in Thailand

みなさんสวัสดี ค่ะ『サワディカー』
Thaiへ行きたい病のベレール女子部です。

先日タイの友人家族とランチしました。
ふと友人が結婚式の写真を持ってきて、タイの結婚式の話をしてくれたのですが、実に興味深くブログネタにさえていただきました。

タイは純白ドレスを身にまとう欧米式の結婚式も上げますが、一般的には伝統的なタイ式のセレモニーを行う人がほとんどです。
伝統的な流れをご紹介します。

挙式当日、新郎は仲人や友人家族など新郎側の参列者とともに新婦を家まで迎えに行きます。
その道程はロングドラムの楽隊が連なり、まるでパレードのようなにぎやかさ。道行く人も振り返りお祝いしてくれます。
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新婦の家に着くと、新婦の友人たちが、新郎が中へ入れないよう行く手を阻みます。
新郎が何ヵ所かで関所料を支払うとやっと家の中に入ることができ、新婦の両親に「カンマーク」と呼ばれる結納の金品を差し出します。
新婦の両親から結婚が許され新郎が新婦の右隣に座ると、いよいよ式が始まります。

式のはじめはまず僧侶の読経から。
9人の僧侶に食事をもてなし、結婚を祝福してもらいます。
結婚式そのものは仏教とは関係ないのですが、国民の大多数が敬虔な仏教徒であるタイでは結婚を仏に報告するのが慣わしとなっています。
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結婚の誓いは仲人役の長老の手で執り行われます。
長老が1メートルの神聖な綿糸で編んだ冠を新郎新婦の頭に載せると、参列者が順に聖水をふたりの手に注ぎます。
この冠にはふたりの運命の結びつき、聖水を注ぐのには清らかで円満な家庭生活を願うという意味があります。

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おごそかに行われるタイ式ウェディング。夫婦の強い絆と円満家庭を願う気持ちがこめられているのは日本や欧米と変わりません。
最近では外国人でも本格的なタイ式のウェディングができるパッケージを用意しているホテルもあり、僧侶の同席のない宗教色の薄いスタイルでの挙式も可能に。
さまざまな国のカップルから注目を集めています。
新婚旅行の記念にしてもいいですね。
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